ということで続きを書いていきます。
ボーンをモデルに付けるのはいろんな方がそれぞれのサイトで紹介されています。shift+Aでアーマチュア(ボーン)を生成して、それを編集モードでEキーを使って棒人間っぽい骨組みを作ります。手の指や足首を忘れないようにしましょう(2敗)。ボーンが完成したら今度はそれをモデルにくっ付けます。オブジェクトモードにして、モデル→ボーンの順に同時選択します。ここでCtrl+Pを押すと、どのようにモデルとボーンをくっ付けるか選べるメニューが出てくるので 自動のウェイトで を選びます(僕はこの方法しか知らないです(震え声))。するとモデルとボーンを大体いい感じにくっ付けてくれます。うまくくっ付いていれば、ボーンをオブジェクトモードからポーズモードに変更して動かすと、ボーンに合わせてモデルが動きます。 レントゲン と書いてあるところにチェックをいれるとボーンを選択しやすくなります。 ただ、2枚目の画像を見てわかるとおり、自動でモデルとボーンをくっ付けてしまうと服や装飾品などは認識してくれない場合が多く、正しく動いてくれません。そこでその服や装飾品を手動で認識させます。ボーンをポーズモードにしてモデルをウェイトペイントモードにします。色が濃く(赤く)なるほどウェイトが高まり、よく動くようになります。左にあるツールボックスを使いながらそれぞれのボーンに適切なウェイトを付けます。ウェイトがいい感じに付いたらボーンをモデルにくっ付ける作業は終わりです。
そしていよいよ次の記事からVRMデータを作ることについて書こうと思います。といってもClusterのサイトやそこに載っている他のサイトを見れば完結しちゃいますが…。
VRMデータはUnity上で作ります。なのでモデルをUnityに送らなければなりません。ファイル→エクスポートと選択すると、ファイル形式が選べるのでfbxファイルを選択。このとき-ZがではなくZを前方にしましょう。適当な場所にエクスポートしたらBlender側でやることはおしまいです。次回からUnityでVRMファイルを作ってきます。