アバターが欲しい!その2
ということで続きを書いていきます。
ボーンをモデルに付けるのはいろんな方がそれぞれのサイトで紹介されています。shift+Aでアーマチュア(ボーン)を生成して、それを編集モードでEキーを使って棒人間っぽい骨組みを作ります。手の指や足首を忘れないようにしましょう(2敗)。ボーンが完成したら今度はそれをモデルにくっ付けます。オブジェクトモードにして、モデル→ボーンの順に同時選択します。ここでCtrl+Pを押すと、どのようにモデルとボーンをくっ付けるか選べるメニューが出てくるので 自動のウェイトで を選びます(僕はこの方法しか知らないです(震え声))。するとモデルとボーンを大体いい感じにくっ付けてくれます。うまくくっ付いていれば、ボーンをオブジェクトモードからポーズモードに変更して動かすと、ボーンに合わせてモデルが動きます。 レントゲン と書いてあるところにチェックをいれるとボーンを選択しやすくなります。 ただ、2枚目の画像を見てわかるとおり、自動でモデルとボーンをくっ付けてしまうと服や装飾品などは認識してくれない場合が多く、正しく動いてくれません。そこでその服や装飾品を手動で認識させます。ボーンをポーズモードにしてモデルをウェイトペイントモードにします。色が濃く(赤く)なるほどウェイトが高まり、よく動くようになります。左にあるツールボックスを使いながらそれぞれのボーンに適切なウェイトを付けます。ウェイトがいい感じに付いたらボーンをモデルにくっ付ける作業は終わりです。
そしていよいよ次の記事からVRMデータを作ることについて書こうと思います。といってもClusterのサイトやそこに載っている他のサイトを見れば完結しちゃいますが…。
VRMデータはUnity上で作ります。なのでモデルをUnityに送らなければなりません。ファイル→エクスポートと選択すると、ファイル形式が選べるのでfbxファイルを選択。このとき-ZがではなくZを前方にしましょう。適当な場所にエクスポートしたらBlender側でやることはおしまいです。次回からUnityでVRMファイルを作ってきます。
自分のアバターが欲しい!
こんにちは。学部1年の山田大生です。
今回僕が挑戦したのはVRMという、3Dモデルデータを扱うファイルを作ることです。VRM形式で保存したデータはVRChatやClusterなどで用いることができ、自作の3Dモデルでそこに参加できます。と言っても僕はClusterを数回利用したことがある程度(それ以外にVRMデータを使えるものを利用したことがない)ので、とりあえず僕はVRMデータ作りに挑戦し、あわよくばClusterで使ってみようという考えで作業に取り掛かりました。VRMの知識はほとんどなく、行き当たりばったりで進めていたので、ただの活動記録になります。それでも見ていただけるなら幸いです。
3Dモデル作成
実はもうモデルは完成しています()。 ひと月ほど前からのらりくらりと作っていました。ただ、テクスチャやシェーダーの知識が全くないので色はマテリアルだけでつけてます(これが後に事故をひきおすことになろうとは…)。あと技術力不足で全然可愛く(かっこよく)作れませんでした…。でも使えるモデルはこれくらいしかないのでこれでいきます。
モデルはできていてもモデルを動かすのに必要なボーンはまだこの時点では入っていません。次の記事ではボーンを付けるまでの記録を書きたいと思います。
Oculus Go
こんにちは、学部一年の源氏です。 この記事ではOculus Goについて書こうと思います!Twitterでは「頭につけるテレビ」とか言われたもののことです。
Oculus Goは2018年5月に発売されたVRHMDです。 Oculus Goの一番の特徴はスタンドアローン型のHMDという点ですね!
スタンドアローンとは”他の機器を必要とせずに単独で動作する”という意味です。つまり、持ち運びしやすく、ケーブルを気にしなくて済んで便利! Oculus RiftやHTC Viveは、処理の重いVRゲームなどを体験するためにゲーミングPCと繋がなければいけず、費用も高く(例外を除いて)ケーブルが邪魔になってしまいます。
スペック
価格 23,800円/29,800円
ディスプレイ画素数 2,560×1,440
ディスプレイ解像度 538ppi
視野角 110度
自由度 3DoF
ストレージ 32GB/64GB
メリット
・比較的安い
・比較的画質が良い
・コードレス
・寝ながら動画(YoutubeやNetflixなど)が見られる。
・自宅にいながら疑似的に映画館で映画やアニメをみることができる。
・スマホVRと比べてVR専用のデバイスであるため操作とデザインが最適化されている
・目がよくなる「VR」は目に悪いのか? 一石を投じる研究結果が発表される | GetNavi web ゲットナビ
デメリット
・PCVRと同じゲームが遊べない
・バッテリーを気にする必要がある
購入方法
日本のお店では売っていないため、日本からは公式サイトOculus Go | Oculusのみで買うことができます。Amazonなどで売っているものは転売品で、高くなっているのでご注意を。 ちなみにクレジットカードを持っていない未成年の人の場合はデビットカードを作ることで購入できます。
メリットとして映画やアニメを見ることを挙げていますが、寝ながら見れること以外にもメリットがあります。画面以外にノイズ(画面の外側の情報)がないことで、テレビと違いコンテンツに集中することができます。テレビの場合は現実に画面が置いてあるため、コンテンツの世界観への没入度はほとんどの場合Oculus Goに劣ります。
コスパ最強とも言われているので、気になった人はぜひ購入しみてはどうでしょうか。
Unityで音楽ゲーム!
こんにちは!学部3年の蓮沼です!
最近自分はVTuberにハマりかなりの数のVTuberを見てます。その中でおめがシスターズさんという双子VTuberが「Beat Saber」というVRの音楽ゲームをやっていました。
それを見て自分は「あ、Unityで音楽ゲーム作ってみよう」と思い作り始めました。
今回はその中で苦労した「ノーツの流れ方」について書いていこうと思います!
(ちなみに今回はVRでの音楽ゲームではないです…)
ノーツの移動
音楽ゲームのノーツは上から下に流れてくるものがほとんどです。しかし、今回自分が作ったものはある一点を中心に左右に回りながら流れてくるパターンのものを作りました。
このパターンのノーツの流れ方は自分が大好きな音楽ゲームアプリ「Tokyo 7th シスターズ」というゲームで使われていたものです。(現在は上から下に流れるものに変更されてしまっています…残念…)
動きはこんな感じです。
実装したコード
一般的な上から下に流れるパターンのものはpositionのx軸、y軸、z軸について考えながら値を足したり引いたりすることで実装できます。
しかし、この回るパターンのものは軸については深く考えなくていいもののsin、cosなどの三角関数について考えて実装しなければなりません。
コードはこんな感じです。
1行目はフレームごとに何度進むかを指定。
2行目は計算した度をラジアンに変換。
3、4行目でsin、cosを指定し回転させる。
これらをpositionのx、y、zに入れることで上の動画のような動きができます。
最後に
これを作るにあたって久しぶりに数学というものに触れて3Dのゲームを作るのならばその辺りも覚えておかなければなぁとしみじみ思いました…