Unity でARを簡単にやる二つの方法~Vuforia編~
こんにちは学部2年の國分貞史(ナメロウ)です。今回は最近ARにはまっているのでARアプリをUnityを使って簡単に作る方法を二つ復習がてらに書いていこうと思います。
今回はVuforiaを使ってARマーカーの上にオブジェクトを表示させる手順を書いていきます。
Vuforiaを導入するには
2019.2以前の場合はUnityのモジュール選択に
2019.2~の場合はProject Managerに入っているのでそこからインストールしてください。
入れてからの設定
Developタブを開くとこのような画面になります。それではGet Development Keyから自分のプロジェクトと同期させるためのlicence keyを作成します。LicenceNameには自由に名前を入力してください。作ったLicenceNameをクリックするとlicence keyが表示されるのでコピーしてください。そうしたら上の画像で赤く塗りつぶされている部分に貼り付けてください。
次にマーカーに使いたい画像をサーバーにアップロードしましょう。今回はサンプルにある画像を使わせてもらいます。Assets/Editor/Vuforia/ImageTargetTextures/VuforiaMars_Images/Astronaut_scaled.jpgを私は使います。
Webに行きAdd Database->Deviceを選択して作ってください。作成したDataBaseにAdd Targetを選択しSingle Imageを選択,Widthを100にして追加してください。
そしてDownload DataBaseを選択,UnityEditorを選びダウンロードしてください。ダウンロードしたUnity Packageはimportしてください。
ではUnityEditor上の操作をしましょう。
まずmain Cameraは使わないので消してHierarchy->VuforiaEngine->ARCameraを追加してください。これだけでスマホのカメラに接続できます。次にHierarchy->Camera Image->Camera Image Targetを追加します。これのInspectorのImage Target Behaviorを設定しましょう。
- Type:Predefined
- DataBase:先ほど作ったDataBase
これで設定した画像をマーカーとして使用できます。また,このターゲットの下に子として配置したオブジェクトを読み込んだときに表示させることができます。今回は111のCubeをおきました。
ビルドの設定
OS事のビルドの設定,仕方は通常のスマホでのビルドと同じなので省きます(ただしVuforiaのバージョンごとにosの最低versionは決められているので注意してください。)ここでは共通して行わなければいけない項目について解説します。
結果
手を外すと認識されます。
どうでしたか,このように特にスクリプトを書かずとも簡単にARアプリを作ることができます。ここから快適なAR生活を始めましょう!