Aizu-Progressive xr Lab blog

会津大学のVR部であるA-PxLの部員が持ち回りで投稿していくブログです。部員がそれぞれVRに関する出来事やVRにちなんだことについて学んだことを書いていきます。

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インターン体験記

こんにちは、学部2年の丹野と申します。今回私は面白法人カヤックさんにインターンさせてもらったのでその体験記を書いていこうと思います。

私は1週間3DCGデザイナーとしてカヤックさんのソーシャルゲーム意匠部に参加させてもらいました。内容としは実際に進行中であるプロジェクトのモデルを2つ作らせてもらいました。コンプライアンスの問題で内容は書いちゃダメと言われたのでこの記事にはいただいたアドバイスをまとめていきたいと思います。3DCGデザイナーとしてインターンしたので技術的なアドバイスにはほぼ3Dよりの要素です。

技術的なアドバイス

モデリングに関して

  * ゲームエンジンにインポートした時に多角形が入っていると三角化された時に    モデルの形が変わる恐れがあるためできるだけ四角形か三角形で作ること。

  *カメラから見えないところなどポリゴンを減らせる部分は描画負荷をできる    だけ下げるために消すこと。

UV展開に関して

  * 似たような形のUVは重ねてUV空間効率的にを使えるようにする。

  * テクスチャを書きやすいように繋がっている頂点などを意識しながら配置する。

テクスチャリングに関して

  *単色だけではなく汚れや影を意識してクオリティをあげる。

  *単純な白や黒では退屈にみられてしまうため白には黄色、黒には紫を少し加える    などわずかな違いも意識する。

感想

私は今までテクスチャリングをSubstance Painterというソフトで行なっていましたがインターン先ではPhotoshopを使ってテクスチャを描きました。言い訳なのですがSubstance Painterはとても強力なソフトでそこまでUVを考えなくてもテクスチャが描けてしまう。またAOなどのテクスチャも半自動的にソフトが計算してくれるのでUVの基本的な概念を学べたことはよかったと思います。違う部署の方なのですが昔専門学校で講師をなされていた方にいただいたアドバイスでは学生のうちは基本的な概念を学ぶべきだとしてPhotoshopを使った方がいいと思うとのことでした。あと、3DをやるならやはりMayaを触っておけとのことでした!

学生生活におけるアドバイス

  • とにかく色々なことに挑戦して失敗や悔しい経験を積むこと。そういう経験の有無でその後の人生に影響が出ることがある。

  • 学生という立場を利用すること。学生だから耳を貸してくれるお偉いさんなどもいるため迷っているなら行動するべき。

  • 勉強ばかりじゃなく遊ぶことも大事。社会にでたら圧倒的に時間が減るため時間がある学生の内に遊んでおくことも大事。また遊んだ中で見たもの食べたもの、経験などのインプット情報もかなり大切なことだそうです。

  • とにかく作品を作ること。クオリティではなく要素を優先して作り徐々にクオリティをあげていくこと。一緒に作品を作る仲間を見つけること。

  • 様々なことに興味をもつことはいいことだが1つ自分はこれだ!と言えるような幹となる部分を持つこと。

感想

学生の内はとにかく技術を身につけるべきだと考えていた私にとっては衝撃的なアドバイスでした。チームの方のお話ではすごい技術を持っている人は多いけども人としての打たれ強さやタフさなどが足りず、勿体無い人が多いようです。そしてそういう強さというのはその人の人生経験で培われるものです。極論を言うと技術は学ぼうと思った時から学ぶことができますが人間的な部分はその人の今までの人生次第なので一朝一夕で身につけられるものではないです。なのでこれからは色々なことに挑戦しようと思いました。

全体の感想

いきなりですが私が今回インターンに申し込もうと思った理由は将来が不安だったからです。私は大学に入学し、ゲーム開発の要素を1通り調べてみて自分のやりたいことをやろうと思いその結果3D系が面白いと思いました。ただ、3Dで考えたら専門学校や美大などの方が圧倒的に強い印象だったので悩んでいた心に1つアクションを入れたいと思いインターンに申し込みました。インターンを終えて得た答えは「迷ってるならやれ」ということでした。専門学校に行ったからといって結局はその人のやる気次第で別に一般大学でも何の問題もない、最終的にはどれくらい触ってどれくらいの物を作れるかどうかだからです。また会社にもよると思いますが就職で判断されるのは技術的なことはもちろんですがそれと同じくらいにその人の人柄も見られるそうです。そしてそこの部分がしっかりしている人は一般大学の人の方が多い印象だということでした。先ほどの感想にも書きましたが人柄を育てるには様々な人生経験、失敗や成功が大切だと学びました。これからはMayaやZbrush、Unityなどのソフトを軸にHoudiniなども触っていくつもりです。そうして3Dだけでなく幅広い視点から考えることのできるような人材になれるように頑張っていきたいと思います。あと1つ言い忘れていたのですが学ぶ上でモチベーションはとても重要で周囲の環境がかなり影響すると思います。今回の体験やこれからの行動で周囲の人のモチベーションをあげれるように、お互い切磋琢磨できるように毎日コツコツと勉強していきたいです。

まとめ

  • 迷っているならとにかく行動に移すこと!

  • 色々なことにチャレンジして経験を積むこと!

  • 毎日コツコツ勉強したいジャンルに触ること!

  • 一人で無理なら仲間を見つけてお互いにモチベーションをあげていくこと!

汚い構成でわかりずらい内容だったとは思いますがここまで読んでくださりありがとうございました。

会津大学VR部の部員が持ち回りで投稿していくブログです。特にテーマに縛りを設けずに書いていきます!