地元の方々をハッピーに
どうも。VR部1年の槁本です。 今回は先日12月24日に開催したVRキャラバン in 富士の湯についてまとめてみようと思います。
VRキャラバン
会津大学のVR部が主体となり、会津市民の方々をハッピーにしようという企画、それこそがVRキャラバンです。今回はその第一弾ということで、地元の日帰り温泉の富士の湯さんにご協力をいただき、そちらでコンテンツの展示をさせていただきました!
嬉しかったこと
VRをやったことのないお客さんが興味を持ってくれて、体験し、終わった後に喜んだ姿を見せてくれる。それが一番の喜びでした。中でも、あるお客さんがこう言ってくれたんです。「これはいろんな人にやってもらいたいなー」と。私たちもその一心でコンテンツの展示をしていたので、お客さんにもそう思ってもらえたことは嬉しかったです。
残念だったこと
銭湯ということもあり、ご年配のお客さんが多かったのですが、その層にとってはやはり情報機器に抵抗があるようで、VRもその一つに入っているようでした。実際、体験してくれたのは平均的に若い世代の人だけで、ご年配の方に体験していただくことはできませんでした。通りすがりのお客さんは、興味を示してくれてはいるんですけど、声をかけても首を横に振って立ち去ってしまう。そんな場面が数多くありました。さらに、日曜の午後ということもあり、途中で競馬の番組が始まってしまい、ロビーにいた年配のお客さんはテレビに釘付けで私たちは空気も同然...。なんてこともあったりしました(笑)
改善策
これは若い世代の人にも言えることなのですが、VRってほとんどの人にとって未知のものなので、足を踏み出して、実際に体験するにはかなりの勇気がいるんですよね。実際にこんなことがありました。展示終了間際、野球少年達がロビーのソファーに座っていたので、声をかけて見たんですけど、最初はあまり積極的でありませんでした。そしたら、「お前やってみろよー」と、まるで罰ゲームかなんかをやらされるような(笑)流れで一人が体験したんです。そして体験した子が「これはスゲー!!」と声を漏らす。その声に反応した他の子達が「次は俺だ!」と言わんばかりに体験してくれたんです。結果的に、野球少年達は全員が2回ずつ体験してくれました。つまり、お客さんの誰か一人が「これは怖くないんだよ」と示してくれないと他のお客さんは体験しづらいんですね。ですから、一人だけでもご年配の方にVR体験をさせて、「私たちでもできるんだ」と思わせることで、抵抗感を無くすことが大事だと考えました。
あとはコンテンツのとっつきやすさですね。普段ゲームをしない人にいきなりVRゲームをやらせるのはさすがにハードルが高すぎるので、ご年配の方々にゲームはやめた方がよさそうでした。ですから、足湯をしながら風景を眺めるVRコンテンツ、実際にマッサージチェアを起動して足をマッサージしている間にVRコンテンツを楽しむ...等の、ご年配向けのコンテンツがあるとより体験してくれるのではないかと考えました。
まとめ
と言う訳で、今回のまとめです。
VRをやったことがないお客さんが多く体験してくれて嬉しかった。
ご年配の方にとってVRはとっつきにくい!
お客さんが他のお客さんに「VRの楽しさ」をうまく伝えられると、とっつきにくさが薄れる。
VRをご年配の方々に体験していただくには、その方々向けのコンテンツが必要。
今回の展示を今後のキャラバン活動に活かしていきたいです。 そして、キャラバン活動は2018年から本格始動していく予定なので、もし見かけたら気軽に体験していってくださいね♪
以上です。ではでは...