Aizu-Progressive xr Lab blog

会津大学のVR部であるA-PxLの部員が持ち回りで投稿していくブログです。部員がそれぞれVRに関する出来事やVRにちなんだことについて学んだことを書いていきます。

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「面白法人カヤックVR分室」としても活動しています。詳細はこちら

夏休みを振り返ってみる

こんにちは、VR部部長の秋山です。いまさらですが夏休みの振り返りをしていこうかと思います。

会津大学オープンキャンパス 8/11

会津大学オープンキャンパスが8/11(金)に行われたのですが、会津大VR部のことを少し紹介できる機会を設けてもらいました。会津大学の敷地内にあるLiCTIAという建物の1階を借りて、VRコンテンツの展示とVRコンテンツ制作講座を開きました。
 VRコンテンツの展示の方では私がVRプロフェッショナルアカデミーで制作したコンテンツを展示したのですが、少し難易度が高めのコンテンツを展示してしまった感がありました。やはりVRの操作は慣れが必要だと改めて感じました。
来年度また機会があったらそのときはVR部のチーム開発で制作したものを展示してみたいですね。写真を撮る癖がないので画像がありませんが... 撮影癖つけたいですね

帰省 8/16〜8/20

私の実家は静岡県なのですが、静岡の実家は帰省していました。帰省している間は時間があったので、チーム開発で使うことになっている魔法のエフェクト制作をしていまいた。
「氷魔法」


「雷魔法」(動画は24日ですが実家で作ってます)

会津に戻ってから、これらをVRで見てみた動画

やはりVRで見るとサイズ感が違うのでサイズの修正をしたりしました。

面白法人カヤックインターン 9/4~9/15

8月の中旬にはVR部1年生2人がインターンに行っていましたが、9月上旬の2週間は部から3年生3人がインターンに行ってきました!
 1年生のときと同じく、最初の1週間は自由課題として自分達で作るものの設計から実装までをし、次の週に実際の業務を手伝いました。

自由課題

私は自由課題でVRポージングゲームを作りました。Unityちゃんがリズムに合わせてポージングするので、プレイヤーもリズムに合わせてUnityちゃんと同じポーズをしていくというものです。ダンスゲームに近いものだと思っていただけるといいと思います。

この課題で習得したこ

  • FinaIKからモーションをとる

qiita.com
私はアニメーションを1から作ったことがなかったのでUnityちゃんのポーズをどう生成しようか悩んでいました。今回はこちらのサイトを参考にし、FinalIKからモーションをとってきました。生成されるデータがアニメーションファイルではないので最初てこずりましたが、しっかりコードを読めば理解できました。
 このスキル習得により、PERCEPTION NEURONを忘れてしまったり、チームにモーションを作ったことがある人がいない時でも、アニメーションをとってくることができるようになりましたっ!

今回の課題で私は初めてUnityEditor名前空間を使ったのですが、この名前空間を使用する際、プリプロセッサで場合分けしないといけないのです。確かに冷静に考えれば、iOSAndroidにビルドするときにUnityエディターを操作することはないので、Unityエディターと他で場合分けするべきですよね。
 自分は場合分けをしないでビルドしたときにエラーが出た後、シーンがバグり、全てのコンポーネントが外れるという自体が発生しました。バージョン管理をしていなかったせいで1から付け直すことになりました。
 このことからも日頃からgitなどのバージョン管理ツールは使っておくべきだなあとしみじみ思いました。

VR/AR/MR ビジネスEXPOに参加

vrarmr-bizexpo201709.peatix.com
展示のお手伝いをしに、上のイベントに参加させていただきました。
 展示のお手伝いを通して、Oculus Riftのセットアップ方法を学べたり、体験していただくお客様に対しての説明の仕方などを学びました。
 その後の懇親会にも参加させていただき、様々なVRの企業の方とお話する機会がありました。話をしていく中でこれからのVRにより期待が膨らんでいきました。本来学生では経験できない貴重な体験をさせてもらいました。面白法人カヤック様、本当にありがとうございました。

お仕事の手伝い

仕事内容は機密事項なので言えませんがカヤック様のお仕事を少し手伝いました。ここで私は初めて実践的にgitを使用しました。一緒にインターンに参加した人の1人にgit経験者がいたのでその人と担当の方に直接教えていただきながら使い方を学んでいきました。
 gitを少し使えるようになってから、今までとは違った世界が見えてきた気がします。使っていて、これは必須スキルだと強く思いました。VR部でもgit勉強会を開催してチーム開発力を高めていけたらと思います。


その他諸々学んだことは多かったですが中でも印象に残っていることが、名刺の大事さです。名刺の大事さはもしかしたら以前にも書いているかもしれませんが、未だに私は名刺を持っていません。名刺をもらう機会が多く、名刺保存ケースはもう入らないくらいいっぱいなのに一回も自分から渡せたことがありません。デジゲー博までには名刺を作っておき、いざというときに渡せる体制をとっていこうと強く思いました。

東京ゲームショー 2017

ずっと一回は行ってみたいと思っていたTGSに行ってくることができました!
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今年はVR系が多く出店したらしく、いい年に来たなあと思いました。暗殺教室のVRゲームや、メドゥーサと恋人というPS4HMDを使ったVRゲームをやらせてもらったりしました。
このメドゥーサと恋人というゲームのいいなあと思った点は、メドゥーサが静止しているときは一人称視点で、コントローラで移動スティックを倒すと三人称視点に変わってカメラは移動しないでキャラクターだけが移動するという新しいウォークスルーです。全く酔いませんでしたし、重要な攻撃シーンなどは一人称で見ることができるので迫力が無くなる訳でもなかったです。この手法はもっとVRに関わる人に周知するべきだと思いました。
 その他、技術的なところで気になったのは

です。特にトビーのアイトラッキングでは、実際に体験をさせてもらったのですがアイトラッキングの制度が今まで体験してきたアイトラッキングの中で一番よかったです。体験するときに使用したHMDはHTC Viveにアイトラッキングができるようになる装置をつけたものでした。コンテンツは周囲にランダムに配置されているビンに向かって石を投げるという簡単なコンテンツなのですが、アイトラッキングができることにより投げた石が目線に向かって飛んでいってくれます。このような感じでプレイヤーの動作の補正を行うことができるのがアイトラッキングの強みですよね。実験用に会津大でもアイトラッキングができる機材を購入したいですね。

VR部 開発合宿 9/29〜10/1

2泊3日の開発合宿をVR部で行いました。場所はCloudCampで昨年Unityハッカソンを行った場所と同じだったので馴染み深い場所で合宿ができました。
 全員で21人参加して、一応全チーム1人は参加してくれたので各チーム一部屋借りてこもりながら開発できました。 f:id:aizu-vr:20171012130727j:plain
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この合宿を通して先輩後輩の繋がりも以前より増え、部員同士のコミュニケーションが増えた気がします。デジゲー博に展示予定のコンテンツも着々と完成してきています。


ここまでが夏休みのイベントでしたがついこの間会津大学の学祭があり、そこでVR部も合宿で製作したVRコンテンツを展示しました。

蒼翔祭 10/7〜10/8

第三者の方に実際に作ったコンテンツをプレイしてもらう機会はとても貴重なものでした。多くの年齢層の方にプレイしていただき、各チームフィードバックもたくさんいただきました。ゲーム慣れしている人としてない人ではプレイの仕方が違ったり、まずVR自体が初めての人が多かったのでUI設計を見直すチームも出てきました。また、ゲームそのものの見直しをするチームもあり、各チームどうブラッシュアップしていくかが楽しみです。 f:id:aizu-vr:20171012133022j:plain
最後機材の片付けが終わったあと、VR部で忍者マスクをしながら記念写真っ
 来年にはより質の高いコンテンツを展示できたらと思います。

会津大学VR部の部員が持ち回りで投稿していくブログです。特にテーマに縛りを設けずに書いていきます!